初めての営業 その2
初めての営業からつづきます。
初めて営業に出て、初めてのライバルが元先輩社員。
しかもやり手のセールス!
ドラマのような展開ですが、事実です!
しかも自分自身は新人セールスでどこに行ってもお客様は相手にしてくれない。
そんな中で思い出したのは当時の上司でもある部長の言葉でした。
新入社員として入社した当時から
ことあるごとにその部長から話を聞かされました。
この部長もやり手で社内で最年少取締役。
まだ30歳代で、空手家で、武闘派。
仕事は非常に厳しくて誰もが恐れる存在。
眼力も鋭いし、顔も恐ろしい。
そんな部長が話するときは全員直立不動です、マジで!
もう30年以上前ですが、いまだに夢に出てきます(笑)!
しかし、そんな部長も新入社員のときはお客様に相手にされなかったそうでした。
そんな時は何をしたかというと、お客様の倉庫の在庫を調べては
その会社の社長に在庫状況を報告したそうです。
で、その話を思い出して、同じようにやりました。
お客様の倉庫にある在庫を調べつくして、欠品している商品やら
追加したほうがいい商品やらをその会社の社長に毎回報告したのです。
するとどうなったのか。
つづく。
初めての営業
おはようございます。
もう5月ですね!
考えてみたら、今から数十年前の5月に初めて会社の営業として外回りに出ました。営業エリアは大阪市の東成区、生野区、平野区、東住吉区。
その営業の初日に先輩社員と同行して顧客回りをしましたが、先輩社員がどこに行ってもチヤホヤされてましたねー。その先輩社員は退職が決まっていたので、通常より少し長い間同行してくれました。
先輩社員と同行すると、お客様はたくさん話もしてくれるし、注文もたくさんくれます。しかしお客様は新人のぼくには全く話をしてくれないのですよね。理由は簡単で、先輩社員は商品のことも業界のこともよく知っているのですよね~。そんなこと営業出るまで知りませんでした!
こちらとしては、話すこともないし、それでなくても緊張しているので、ますます話せなくなります。当然のことながら、商品知識はないし、知っているのは1年間倉庫担当していたので、どのような商品が倉庫にあるかくらい(笑)!
で、とうとう先輩社員による引き継ぎが終わり、一人で営業として外回りにでることになりました。
まあ正直に言うと、営業に出る前は、注文なんか簡単に取れると思ってました。それが営業に出てから注文を取るのが本当に難しいとわかったのです。
そして、その先輩社員は引き継ぎ後、会社を退職されました。そしてなんと、よりによってぼくの会社の競合する会社に転職し、ぼくの担当エリア地区の営業として配属されたのです。
まあ新人が担当する営業エリアなので、簡単に商売を横取りできますよ!そんな感じで、地獄の営業が始まりました!
つづく